制度紹介

<テックマイスター>

 

 現在の製造現場では、3DプリンタやCNC制御の工作機械、センサーを活用した工業設備など、進化した機器・設備を活用することにより多品種、小ロットで高精度の生産が可能となるなど、ものづくり現場におけるデジタル化に伴う生産性・品質向上の取組が進展しています。

 ものづくり現場の環境変化に伴い、IT技術を活用した生産性向上等に関する指導も求められているところです。このため、中小企業等に対するIT技術を活用した高効率なものづくりに関する実技指導を行うため、プログラミングやデータ分析、最新機器の使用方法など、IT技術を活用した生産性向上等の指導ができるテックマイスターを認定し派遣することにより、中小企業等における生産性・品質向上の取組を実施します。

 

◆テックマイスターとは

ものづくり現場において、IT技術を使って課題発見から改善提案ができ、改善を通じて生産性の向上を行う人材の育成ができる方



 

tec-m

パンフレットはこちらから

 

実技指導

■指導例ー1 NC旋盤、マシニングセンタの指導例

 多品種少量生産に対応するためNC旋盤機を導入したが、十分に生産性向上や品質の向上につながっていなかった事業所の若手技能者に対して、加工条件の標準化を指導し、生産性の向上、製品品質の向上につなげるように指導した。継続的に、加工品の品質、精度の向上につなげていけるよう新しい加工法やものの考え方を指導した。

 

■指導例ー2 生産データの分析や簡易なシステムの構築の指導例

 熟練技能者の技能の見える化を進めている事業所の若手技能者に対して、熟練技能の膨大なデータの収集の仕方や分析の考え方を指導し、技能の見える化について指導した。

 若手の技能者が自身で簡易に分析できるように、エクセルマクロを活用して、安価で使い勝手の良いシステム運用方法についても指導した。

 

■指導例ー3 技能の見える化を進めるためのセンサーなどの設置の指導例

 熟練技能者の技術継承を図る事業所に対して、熟練技能者の技能の数値化を進めるため、ネットワークカメラやモニター等の設置を方法や進め方などを提案、指導した。技能を受けつぐ若手の技能者に対して、IT機器を使った作業分析の考え方などを併せて指導した。

 

■指導例ー4 lotを活用した保全に関する指導

 設備のトラブルなどによる品質の低下などの問題を抱えていた事業所に対して、lotを活用し、プラント設備におけるモニターによる状態管理、データ収集によるトラブルの予知などについて現場の若手技能者に提案し、指導した。

 若手の技能者が自身で進められるように、保全の考え方や改善の仕方などについても併せて指導した。